受診の目安 - 症状から

症状から


健康が損なわれると、心身が変化しますが、その変化が表面にみえるようになったものが症状です。すなわち、症状は病気かもしれないことを示すサインです。
症状が一時的であれば、もしかしたら病気も自然に回復しているのかもしれず、放っておいていい場合もあります。
しかし、長く続いたり、繰り返し続いたりするときには、一度受診してみるのがよいでしょう。



症状は、次のように3つの面をみてみると、とらえやすいかもしれません。

  • 身体に表れる症状

例) 頭痛、胃痛、腹痛、だるさ、発熱、不眠、食欲不振、めまい、しびれなど


身体に表れる症状は、ときに、ストレス性の病気、うつ病や心身症などによることがあります。
特に、繰り返し症状が出るのに、内科などで検査しても異常がみあたらないときには、受診を考慮されてみてください。


  • こころに表れる症状

例) やる気がでない、不安が起きやすい、同じことばかり頭に浮かぶ、気になって仕方がない、もの忘れ、記憶がない、気分が落ちる、悲しい気持ちが続く、いらいら、怒り、つらさ


こころとは、感じ方、気分、気持ち、考えなどのことです。こころに表れる症状は、目でみえないので捉えにくかったり、自分でしか感じられないのでなかなか人にわかってもらえなかったりするかもしれません。また、どの症状も、健康なときでもだれでも一時的にはあるものです。
しかし、病気の重要ななサインとなることがありますので、繰り返されたり、長く続くときには、やはり受診されたほうがよいでしょう。
こころに表れる症状が、実は身体の病気(脳炎、脳腫瘍、膠原病など)のサインであることがあります。


  • 行動や振る舞いに表れる症状

例) 出勤(登校)できない、同じことばかりしている、拒食あるいは過食してしまう、飲酒やギャンブルがやめられない、外出ができない、閉じこもる、人前で緊張して話せない、あがって動けなくなる、わすれものが多い、不注意が多い、ミスばかりする、など。。

行動は動きです。人は健康なとき、ある程度自在・自由な新たな動きができるものです。しかし、病気になると、上記のように、行動がワンパターンの繰り返しになったり、、せばまったままになったり、あるいは、意思のコントロールがききにくくなってきます。このように動きに出る不自由さが、病気のサインであることがあります。